被害者も加害者も生まない、あたたかな社会を広げる。
人は誰でも、悩みや苦しみを抱えることがあります。
夫婦関係、家族との関係、仕事、人間関係・・・・・・
誰にも相談できず、一人で悩み続けているうちに、心が疲れ、
追い詰められてしまうこともあります。
そして、心に余裕がなくなったとき、言葉が強くなったり、
相手を傷つけてしまったり、自分自身を責め続けてしまったりすることがあります。
一方で、傷つけられているにもかかわらず、「自分が悪いのではないか」と思い込み、誰にも助けを求められずに苦しんでいる方もいらしゃいます。
私たちは、そんな「一人で抱え込んでしまうこと」を少しでも
減らしていきたいと考えております。

誰かを責めるためではなく、誰もが安心して生きられる社会へ
「被害者も加害者も生まない」という言葉は、被害を受けた方にも責任がある、という意味ではありません。
傷つけられた方を責めることなく、その苦しみに寄り添うこと。
そして、誰かを傷つけてしまう前に、悩みや怒り、孤独を安心して相談できる場所をつくること。
その両方が大切なのだと思います。
人を傷つける行為をなくしていくためには、起きてしまった問題に対処するだけではなく、そこに至るまでの孤独や悩みに目を向けることも必要です。
「誰かに話してみよう」「助けを求めてもいい」「一人で抱えなくてもいい」
そう思える場所が身近にあれば、状況が大きく変わることもあります。

小さな「気づき」と「つながり」を大切に
誰かの悩みに気づくこと。
話を聴くこと。
否定せずに受け止めること。
必要なときに、専門機関や相談窓口につなぐこと。
一つひとつは小さなことかもしれません。
けれど、その小さなつながりが、誰かの孤独を和らげ、苦しみを
少し軽くすることがあります。
そして、誰もが「自分は一人ではない」と感じられる社会になれば、深刻な問題になる前に相談できる人も増えていくのではないでしょうか。

あたたかな社会は、一人ひとりの思いやりから
私たちが目指しているのは、誰かを責める社会ではありません。
被害に遭った方が安心して声を上げられ、悩みを抱えた方が
安心して相談でき、誰もが自分自身や大切な人を傷つける前に
立ち止まることができる社会です。
「話してよかった」
「相談してよかった」
「一人で悩まなくてもよかった」
そんな言葉が、少しずつ増えていくことを願っています。
誰かを傷つける人をつくらない。
傷つけられて苦しむ人を一人にしない。
そのために、私たちにできることを一つずつ。

被害者も加害者も生まない、あたたかな社会を広げる。
それは、特別な誰かだけがつくるものではなく、
私たち一人ひとりの「気づき」「思いやり」「つながり」から始まるのだと思います。





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